[Linux]FileSystemリソース作成済みの場合でディスクのサイズを変更したい場合の対処方法について

LifeKeeper はファイルシステムリソース作成時のデバイス ID 情報を保持しています。
LUN の再作成等によりデバイス ID が変わる構成変更が発生した場合は、ファイルシステムリソースが保持する情報と齟齬が発生するため、
ファイルシステムリソースの起動に失敗します。

そのため、デバイス ID が更新される構成変更を行う場合、LifeKeeper のファイルシステムリソース側でも、
リソースが保持するデバイス ID 値を更新する必要があります。
 

ストレージのデバイス ID 更新の契機について
 

非マルチパス構成
LifeKeeper の非マルチパスの共有ディスク構成では、by-id(/dev/disk /by-id/XXX) からデバイス ID を作成しています。
そのため、保護対象としている共有ディスクの LUN から取得される by-id が変更となる場合は、デバイス ID が更新されます。

マルチパス構成
DMMP ARK、PowerPath ARK 等のマルチパスの共有ディスク構成では、uuid からデバイスIDを作成しています。
そのため、uuid が変更となる構成変更が発生した場合も、非マルチパス構成と同様にデバイス ID が更新されます。

 
LifeKeeper での対応方法
 
ファイルシステムリソースが保持するデバイス ID を更新する方法として、以下の 2種類の方法があります。

1. ファイルシステムリソースの再作成
現在登録されているファイルシステムリソースを削除して新たに再作成することで、更新されたデバイス ID を基にファイルシステムリソースが作成されます。

2. lk_chg_value コマンドを用いたリソースが保持するデバイス ID 情報の更新
lk_chg_value コマンドを使用することで、ファイルシステムリソースが保持する古いデバイス ID を新しいデバイス ID へ更新します。
lk_chg_value コマンドを用いたデバイス ID の変更手順については、以下のナレッジをご参照ください。
 
[Linux]共有ディスクの付け替え方法について
http://lk.sios.com/?p=3656
 
lk_chg_value コマンドの詳しい使い方は、man lk_chg_value や 各バージョンのテクニカルドキュメンテーション (http://jpdocs.us.sios.com/)内、
”LifeKeeper の設定値の変更” の項をご参照ください。
 
※注意: lk_chg_value 実施には両ノードの LifeKeeper を停止する必要がありますので、本作業を行う際には充分なメンテナンス時間の確保をご検討ください。

 


改訂履歴

[公開日:2013年12月26日]

[更新日:2016年6月30日]
記事の体裁を修正しました。

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