DataKeeper for Windows v8.3.0から追加されたPowerShellのコマンドレットについて

DataKeeper for Windows v8.3.0より、ミラーの削除や作成を行うことが可能なPowerShellのコマンドレットが追加されるようになりました。
尚、従来のバージョンから実装されているEMCmdコマンドも変わらずご利用頂けますので、お客様の要件等に応じてご利用頂ければと存じます。

コマンドレットの設定や使用例について以下の情報をご参照ください。

DataKeeper PowerShellコマンドレットを利用するための準備

■設定と確認

v8.3.0より追加されたコマンドレットはDataKeeperのインストールパス配下のDKPwrShellというディレクトリに格納されております。
ご利用頂いてるPowerShellのバージョンがv3以降であれば、DataKeeperインストール時に当該コマンドレットが自動的に読み込まれて利用可能となります。

PowerShellのバージョンがv3未満の場合や、何らかの要因で初回インストール時に自動的に読み込まれたなかった場合は、手動操作でコマンドレットを追加してご利用ください。
具体的なコマンドレットのの追加方法は以下のとおりです。
例1)

PS C:\> Import-Module C:\"Program Files (x86)"\SIOS\DataKeeper\DKPwrShell

モジュールが正しく追加されているかどうかはGet-Commandを利用することで確認可能です。
例2)

PS C:\> Get-Command *DataKeeper*

CommandType     Name                                               ModuleName
-----------     ----                                               ----------
Cmdlet          Add-DataKeeperJobPair                              DKPwrShell
Cmdlet          Get-DataKeeperVolumeInfo                           DKPwrShell
Cmdlet          New-DataKeeperJob                                  DKPwrShell
Cmdlet          New-DataKeeperMirror                               DKPwrShell
Cmdlet          Remove-DataKeeperJob                               DKPwrShell
Cmdlet          Remove-DataKeeperMirror                            DKPwrShell

DataKeeper PowerShellコマンドレットを利用したジョブやミラーの作成

コマンドレットの実行例をご説明するにあたり、各ノードで以下のような構成を想定したものとなっております。

[ソースシステム]
FQDN:LK139.lkg.local
IP:10.1.5.139
ドライブ:R

[ターゲットシステム]
FQDN:LK140.lkg.local
IP:10.1.5.140
ドライブ:R

■ジョブとミラーの作成
ミラーを作成するには、ジョブ -> ミラーの順番に作成していく必要があります。
ジョブを作成するにはNew-DataKeeperJobを使用します。
関連パラメータは9種あり、詳細についてはそれぞれ以下のとおりとなります。

パラメータ名 必須/任意 順番 概要 JobName 必須 1 ジョブ名 JobDescription 必須 2 ジョブの説明 Node1Name 必須 3 ソースシステム側のFQDN Node1IP 必須 4 ソースシステム側のIP Node1Volume 必須 5 ソースシステム側のボリュームレター Node2Name 必須 6 ターゲットシステム側のFQDN Node2IP 必須 7 ターゲットシステム側のIP Node2Volume 必須 8 ターゲットシステム側のボリュームレター SyncType 必須 9 同期モード

実際にNew-DataKeeperJobを使用した作成例は以下のとおりです。
例3)

PS C:\> New-DataKeeperJob -JobName "testJob" -JobDescription "desc" -Node1Name LK139.lkg.local -Node1IP 10.1.5.139 -Node1Volume R -Node2Name LK140.lkg.local -Node2IP 10.1.5.140 -Node2Volume R -SyncType Async

Name        : testJob
JobId       : ef990049-67d3-4b79-8400-5d89c50fe722
Description : desc
Volumes     : {JobVolume: id = 0, endpoints = [EndpointPair: leftServerName = LK139.lkg.local, leftAddress = 10.1.5.139
              , leftVolumePath = R, leftRemoteAddress = , leftRemoteVolume = , leftMirrorRole = None, leftMirrorState =
               None, leftVolumeLabel = , leftVolumeFilesystem = , leftVolumeSize = 0, leftVolumeSignature = , leftVolum
              eIsUnderHAProtection = False, leftSnapshotLocation = , rightServerName = LK140.lkg.local, rightAddress =
              10.1.5.140, rightVolumePath = R, rightRemoteAddress = , rightRemoteVolume = , rightMirrorRole = None, rig
              htMirrorState = None, rightVolumeLabel = , rightVolumeFilesystem = , rightVolumeSize = 0, rightVolumeSign
              ature = , rightVolumeIsUnderHAProtection = False, rightSnapshotLocation = , syncType = A, ]}
Id          : 3

ミラーを作成するにはNew-DataKeeperMirror使用します。
関連パラメータは6種あり、詳細についてはそれぞれ以下のとおりとなります。

パラメータ名 必須/任意 順番 概要 SourceIP 必須 1 ソースシステム側のIP SourceVolume 必須 2 ソースシステム側のボリュームレター TargetIP 必須 3 ターゲットシステム側のIP TargetVolume 必須 4 ターゲットシステム側のボリュームレター SyncType 必須 5 同期モード CreateFlags 任意 6 オプション項目となります。

実際にNew-DataKeeperMirrorを使用した作成例は以下のとおりです。
例4)

PS C:\> New-DataKeeperMirror -SourceIP 10.1.5.139 -SourceVolume R -TargetIP 10.1.5.140 -TargetVolume R -SyncType Async
0

DataKeeper PowerShellコマンドレットを利用したジョブやミラーの削除

■ジョブとミラーの削除

ミラーを削除するには、ミラー -> ジョブという作成時と逆の順番で削除していく必要があります。
ミラーを削除するにはRemove-DataKeeperMirrorを使用します。
関連パラメータは3種あり、詳細についてはそれぞれ以下のとおりとなります。

パラメータ名 必須/任意 順番 概要 Source 必須 1 ソースシステム側のIP Volume 必須 2 ソースシステム側のボリュームレター Target 任意 3 ターゲットシステム側のIP

実際にRemove-DataKeeperMirrorを使用した作成例は以下のとおりです。
例5)

PS C:\> Remove-DataKeeperMirror -Source 10.1.5.139 -Volume R -Target 10.1.5.140
0

ジョブを削除するにはRemove-DataKeeperJobを使用します。
関連パラメータは2種あり、詳細についてはそれぞれ以下のとおりとなります。

パラメータ名 必須/任意 順番 概要 JobID 必須 1 EMCmdコマンドより確認可能なジョブのID Node 必須 2 ソースシステム側のFQDN

実際にRemove-DataKeeperJobを使用した作成例は以下のとおりです。
例6)

PS C:\> Remove-DataKeeperJob -JobID ef990049-67d3-4b79-8400-5d89c50fe722 -Node LK139.lkg.local

Name        : testJob
JobId       : ef990049-67d3-4b79-8400-5d89c50fe722
Description : desc
Volumes     : {}
Id          : 0

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