[Linux]DataKeeper for Linux に対して Protection Suite for Linux のライセンスを適用しているにも関わらず「scsi_disrec license key NOT FOUND」がログに出力される

DataKeeper パッケージをインストールした環境で、Protection Suite for Linux ライセンスを適用したにも係わらず、LifeKeeper 起動時に lifekeeper.log に
以下のメッセージが表示されることがあります。

WARN:lcd.lcdchkseml:::011142:LifeKeeper Recovery Kit scsi_disrec license key NOT FOUND

本メッセージは DataKeeper を構成するライセンスの1つである scsi_disrec が適用されていないことを示していますが、
Protection Suite for Linux ライセンスを適用済みの環境では動作に問題はありません。

その内容についてご説明します。

DataKeeper は 2つの機能で構成されており、それぞれの機能に対して必要となるライセンスが異なります。

scsi_netraid
Protection Suite for Linux ライセンスを適用すると有効化されます。
各ノードのローカルディスクの間でレプリケーションを行う DataKeeper for Linux の基本的な機能を提供します。

scsi_disrec
共有ディスク構成の環境のローカルサイトの共有ディスクと、リモートサイト(ディザスタリカバリ先) のローカルディスク間でレプリケーション行う、
DataKeeper for Linux の拡張的な Protection Suite for Linux Multi-Site 機能(※1) を提供します。
scsi_disrec は Protection Suite for Linux ライセンスに含まれないため、本機能を利用するには、専用のライセンスが必要となります。

 
上記のとおり、Protection Suite for Linux のライセンスには scsi_disrec ライセンスは含まれておりません。
そのため、DataKeeper をインストールし、Protection Suite for Linux ライセンスを適用した環境では、
scsi_disrec が適用されていないために NOT FOUND となり、ライセンスエラーが表示されます。

本動作は、LifeKeeper の仕様であり、本メッセージの出力を抑止できません。
本メッセージは scsi_netraid を使用するうえで動作に影響はないため、本メッセージを無視いただきますようお願い致します。
 
 

【DataKeeper for Linux のライセンスに関するトラブルシューティング】

DataKeeper のライセンスエラーが発生する場合、以下のケースが考えられます。

1. DataKeeper を利用し、DataKeeper パッケージをインストールした環境で、scsi_netraid と scsi_disrec 両方に関するライセンスエラーが出力される
DataKeeper ライセンスが適用されていないことが考えられます。
Protection Suite for Linux (および Protection Suite for Linux Multi-Site) ライセンスを LifeKeeper へ適用してください。

2. DataKeeper を利用し、DataKeeper パッケージをインストールした環境で、scsi_disrec のライセンスエラーのみが出力される
本記事のとおり、DataKeeper パッケージが scsi_disrec ライセンスを要求しているのみであり動作に影響ありません。
本メッセージは無視ください。

3. DataKeeper を Protection Suite for Linux Multi-Site として利用し、DataKeeper パッケージをインストールした環境で、scsi_disrec のライセンスエラーのみが出力される
Protection Suite for Linuxライセンスのみが適用され、Protection Suite for Linux Multi-Site ライセンスが適用されていないことが考えられます。
Multi-Site 機能を利用するため、scsi_disrec ライセンスを適用してください。

4. DataKeeper は利用しないが、scsi_netraid とscsi_disrec 両方に関するライセンスエラーが出力される
LifeKeeper インストール時に DataKeeper パッケージが追加インストールされています。
DataKeeper を使用しない場合は、以下コマンドを実行して本パッケージをアンインストールしてください。

# rpm –e lkDR

  あるいは、本メッセージは LifeKeeper/DataKeeper の機能に影響しないため、本メッセージを無視ください。

 
対象製品

  • 以下の製品に含まれる DataKeeper for Linux
    • Protection Suite for Linux
    • Protection Suite for Linux Multi-Site

(※1) Protection Suite for Linux Multi-Site の詳細につきましては、以下の資料をご参照ください。
 SIOS Protection Suite for Linux Multi-Site Cluster
 



改訂履歴
 
[公開日:2016年4月11日]

[更新日:2016年10月17日]
リンク先ドキュメントを v9.1.0 へ変更

[更新日:2017年7月5日]
リンク先ドキュメントを v9.1.2 へ変更

[更新日:2017年10月23日]
リンク先ドキュメントを v9.2.0 へ変更

[更新日:2017年12月18日]
リンク先ドキュメントを v9.2.1 へ変更

[更新日:2018年3月19日]
リンク先ドキュメントを v9.2.2 へ変更

[更新日:2018年9月7日]
リンク先ドキュメントを v9.3 へ変更
 

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