[Linux] Postfix Recovery Kit の処理概要

Postfix ARKが提供する監視機能と起動処理、停止処理についてご説明します。

対象製品
Postfix Recovery Kit (LifeKeeper for Linux)
※本処理概要は LifeKeeper for Linux v9.0.0 に付属するリカバリキットをもとに作成しています。

監視処理
LKCHECKINTERVAL(デフォルト120秒)の間隔でリソースを以下の処理で監視いたします。
各処理の中のどこかで異常とみなされた場合、次回の監視時にも異常とみなされるとリソース異常とみなされ回復処理が行われます。
監視処理は OS の参照系コマンドで行われるため即時に結果が確認出来ると判断しておりタイムアウトはありません。

1)masterプロセスのPIDを確認します。
 1.master.pid から PID を確認します。
 2.pidof コマンドを利用し、master プロセスのPIDと合致しているか確認します。

2)ソケットの状態を確認
 1.master.cf から使用しているポート番号を確認します。
  (ポートがサービス名(smtp等)で記載されている場合は、/etc/service より確認します。
 2.確認したポート番号に接続できるか確認します。

 ※masterプロセスが起動していない、もしくはソケット(ポート)への接続に失敗すると障害状態と判断し、回復処理を行います

起動処理
1)masterプロセスのPIDとソケットからPostfixの状態確認
 ※監視処理の1)2)と同じ処理となります。

2)Postfixの起動権限の確認
 # postconf -c /etc/postfix -h mail_owner

3)PostfixのGIDとmaildropディレクトリの属性確認
 # postfix -c /etc/postfix check

4)Postfixの起動
 # postfix -c /etc/postfix start

5)キューのフラッシュ
 # postfix -c /etc/postfix flush

停止処理
1)Postfixの停止
 # postfix -c /etc/postfix stop

2)”1″で停止に失敗した場合は対象プロセスをKILLし、Postfixを強制停止します。
 ※KILLしたPIDを確認し、停止できなかった場合はエラー終了になります。

回復処理
1)停止処理を行います。

2)起動処理を行います。

※回復処理での停止処理は、処理が失敗しても異常と判断せずに継続して起動処理が行われます。

パラメータ
Postfix ARK で設定するパラメータは特にありません。
 


改訂履歴

[公開日:2016年11月7日]

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