UEK5(4.14カーネル)にアップグレードすると、既存のファイルシステムリソースのリストアに失敗する

■ご注意
本記事については SPS for Linux ではサポートされていない UEK5(4.14カーネル)に関する記述となりますが、
UEK5(4.14 カーネル)の利用を推奨するものではございません。
弊社で確認した事象に関してお客様への注意喚起が必要との判断のもとに掲載しております。

UEK5(4.14 カーネル)が非サポートである旨の記載は以下のオンラインマニュアルに掲載しておりますのでご確認ください。

リリースノート
http://jpdocs.us.sios.com/Linux/9.3.2/LK4L/ReleaseNotes/index.htm
→ Unbreakable Enterprise Kernel Release 5 (UEK R5) はサポートされません。
 (DataKeeper リソースは UEK R5 上では動作しません。)
→ SLES 12 から SLES 15 のように Kernel をメジャーバージョンアップすることはサポートされません。
 (SLES 12 から SLES 15 に Kernel をアップグレードした環境では、DataKeeper リソースは動作しません。)

サポートマトリクス
http://jpdocs.us.sios.com/Linux/9.3.2/LK4L/SupportMatrix/index.htm
→ SLES12 から SLES15 のように Kernel をメジャーバージョンアップすることはサポートされません。

■事象概要
xfs のファイルシステムををご利用且つ UEK5 にアップグレードした場合、既存のファイルシステム階層(DataKeeper ミラーあり)はリストアに失敗し、インサービスになりません。
※ファイルシステムの配下にあるミラーは正常に使用可能です。

■原因
UEK5 カーネルのブロックサイズが 512 バイトのブロックサイズから 1024 バイトのブロックサイズに変更されたことに起因した事象です。
UEK5 が xfs ファイルシステムの512バイトブロックサイズと下位互換性がないために発生します。
これによってファイルシステムが xfs の場合、ファイルシステムのデータにアクセスすることはできなくなります。
※ ext4 と ext3 はどちらもブロックサイズの違いによる影響を受けません。

■対処方法
システムを以前の動作中のカーネルバージョンに戻して頂く必要がございます。

 


 
改訂履歴
[公開日:2019年08月14日]

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